炭火の消し方※無断複写、転載をお断りいたします。
 
消火した炭(消し炭)は、再度燃焼させることができますので、
無駄な燃焼を避け、なるべく早く消火して再使用しましょう。
 
消し炭は軽くて着火しやすくなっていますので、
優先的に着火させると他の木炭もスムーズに着火します。
 
特に上質の備長炭は、2度目の使用でも十分な火力を持つことが多いので、
大切に使いましょう。
 
★★★:オススメ度(状況により異なります。)

 

● 密閉して消す ●

空気を遮断して消すだけの最も簡単で手軽な方法ですが、
消えるまでに時間がかかるため、容器の加熱による火傷や火災にご注意ください。
 

火消し壷
火消しつぼのページはこちら

火消しつぼ

 ★★★

炭火を入れてフタをするだけです。
最も一般的な消火方法です。

これは座敷の七輪や火鉢のそばに運べる
珪藻土製です。
外側も火傷をするほど熱くなりません。

陶器製、金属製、のものが一般的で
土間や軒先に置いて使用します。


空き缶


空き缶

 

お菓子や海苔の空き缶を使用します。
火は消えるのですが、大変熱くなるので、
火傷・火災には要注意です。

子供がさわったり、場合によっては
犬や猫が火傷する可能性もありますので、 
置き場所には十分ご注意ください。火傷したねこ


ふた付き七輪


消火蓋つき七輪

 ★★

七輪本舗の消火蓋つきの七輪です。
火消し壷ほどの急速な消火能力はありませんが、
火が消せます。


◆備長炭は消えにくい?◆
 燃焼時間の長い備長炭(白炭)は消えにくいと思われるかもしれませんが、
 実際には逆で、
 木炭内部の密度の高い備長炭は空気が通りにくく早く消え、
 逆に空気の通りやすい黒炭は残留している樹脂成分の影響もあるようで、
 消えにくいものです。

 
 
● 水で消す ●

 ★★★


最も早く確実な消火方法です。
但し、再使用するには乾燥させる手間がかかります。
 

金属製のバケツなどに水を張り、
炭火を投げ込んで消します。

ジュワ!っと激しく沸騰するので、
最初はちょっと怖いですが、
慣れれば楽しくなります。
台所ではステンレスのボールや不要な鍋で
消火させます。

七輪に水をかけないこと!
コンロ内の炭火に水をかけると
蒸気が舞い上がり危険です。
七輪でも金属製のBBQコンロでも
水をかけるのは危険です。
また、七輪に水がかかると
七輪の強度が衰えますので、
注意してください。

天日で自然乾燥

天日で自然乾燥させて、再度使用します。

 
 
● 安全に放置する ●

 


安全な場所に放置


七輪を安全な場所に置いて、自然燃焼を待ちます。
炭火が多いと燃焼に時間がかかります。

 


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