塗装された七輪を使う前に

塗料の塗ってある七輪に限って、お使いいただく前に塗料を焼いてしまう必要があります。
これをしておかないと、塗料が燃えて臭気がでるためです。
ほとんどの七輪(当社の七輪以外もほとんどのもの)には、
アイボリー色の塗料が塗ってあります。
塗装の目的は意匠のほか、珪藻土の粉が手につかないように、
また耐水性を高めるためのものです。


塗装ありとなし


左:珪藻土の地肌そのまま(切り出し)

右:塗装した状態




■塗料を燃焼させて、臭気がでないようにします。

塗料を焼いてから使わないと臭気がでますので、
塗装された七輪に限って、ご使用の前に次の作業を行ってください。

臭気や煙が出ますので、屋外または換気扇の下で行ってください。


七輪に木炭を積む


※角型七輪も同じ要領で行ってください。

着火した木炭を七輪の内壁に積み上げます。

5分ほどで燃焼して色が変わりますので、
場所を変えて七輪の内側の塗料を全部燃焼させます。


焼けると変色します。


燃焼した部分は、ピンクグレー色に変色します。


バーナーで焼く


バーナーで焼くと手っ取り早くできます。


ふたの内側を焼く


(蓋付きの七輪のみ)

内側が変色しましたら、蓋の内側も燃焼させます。

下部の空気口を開け、隙間をあけて蓋を置きます。
5分ほどで、位置を変えながら燃焼させてください。


焼き上がり


この程度変色しましたらOKです。
燃焼が進むと濃いグレーから薄いピンク色になります。
加熱される部分に塗料が残っていると臭気がでますので、
ご注意ください。


拭きます。


表面に付着している珪藻土の粉を雑巾で拭き取ります。

これで完了です。
すぐにお使いいただけます。

 


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