天然岩切り出し七輪は、日本でも石川県の奥能登の珠洲市にある
一部の工場でしか作られていません。
「七輪本舗」の切り出し七輪は、そのうちの1軒で、最も歴史のある七輪工場
「能登燃焼器工業株式会社」でつくられています。

能登燃焼器工業外観
石川県珠洲市の七輪工場

能登燃焼器工業(株)は
昭和初期から珠洲市で
七輪を製造しており、
七輪製造では
唯一の老舗です。

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能登燃焼器工業のスタッフ

右から2番目が舟場和夫社長。左端が私(当店主)

道下久一さん この道50年の技がさえる
切り出し七輪の職人、
道下久一さん。

 

 

 

写真がなくて残念なんですが、トンネルの中で
珪藻土の切り出しの作業をしている下玉蔵さん。

総勢8名ほどで、七輪や、さまざまな
珪藻土工業製品を製造しています。

切り出し七輪ができるまで

珪藻土切り出し場への坑道入口

これが切り出し七輪の素材である珪藻土を
採取する場所へと続く坑道の入口。
ここから総延長500mものトンネル。
良質の珪藻土を50年も切り出しているうちに
この長さになったとか。
トンネル内の水が流れ出るように
この入口が最も低くなるように
掘り進んで行きます。


トンネル内は電球ひとつ


トンネル内では、
電球1つで作業が続けられます。

珪藻土の掘り出し

トンネルのつきあたり。
この部分から珪藻土を切り出します。

トンネルの先住民、コウモリ。
ちょっと恥ずかしがってます。

切り出された珪藻土

珪藻土は作られる七輪の大きさに合わせて
切り出され、トロッコに積まれて加工場へ
やって来ます。

削りだし作業

熟練した職人さんが、ひとつひとつ手で削って
七輪の形を作っていきます。
円形の部分は回転刃を使うんですが、
その他はすべて手作業。
円形の七輪より角形の七輪の方が値段が高いのは、
そのためなんです。

削りだし用ののみ

ひとつひとつの
切り出し七輪のために、
こんなにたくさんののみを
使い分けるんです!

道具の手入れ

もちろん道具の手入れも
職人さんが自分で
やります!

生七輪

職人さんの手でこんなにきれいな七輪の形が
削り出されます。

修行中です。

若い人も修行中。

窯

削り出された七輪は、この窯で2昼夜焼きます。

ふたの閉まった窯

入口が閉じられて、
今ちょうど
焼いているところです。

焼き上がった七輪

焼き上がった切り出し七輪。なかなか味がありますね〜。

塗装した七輪

塗料にどぶ付け塗装して、乾かします。

みがき作業

乾いた七輪をひとつひとつ丁寧に
みがいていきます。

金具付け作業

最後に金具をひとつひとつ取り付けてできあがり!

     完成した七輪いろいろ

 

協力:能登燃焼器工業株式会社
※七輪本舗の七輪はすべてここで作られています。

ここからは大阪での作業

 

七輪の点検

能登半島珠洲市から大阪へ送られてきた七輪を
最終チェックして梱包します。

七輪の補修・点検

七輪の点検、補修作業。

タグ付き

七輪本舗オリジナル商品には
プレートが付きます。

プチプチ巻きの焼鳥秋刀魚七輪

七輪には、すべて
保管用の段ボール箱をつけて、
厳重な梱包でお届けします。

写真は「焼鳥秋刀魚七輪」

箱に入った焼鳥秋刀魚七輪

七輪は内箱(保管用/オリジナルのみ)と
外箱の二重梱包で、厳重に梱包します。

写真は「焼鳥秋刀魚七輪」


JP日本郵便にてお届けします。
(特殊発送の場合を除く。)

 


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