は
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バーナー
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ばーなー
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ガスなどの燃料を燃やす器具。その噴出口のこと。
木炭や薪を着火させるために使う。ガス焜炉のことをバーナーということも。
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バーベキュー
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ばーべきゅー
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日本では屋外での焼き料理(焼き肉)のこと。本来は丸焼きにするという意味で各国でスタイルが異なるが、いずれも男の料理・・らしい。略してBBQと書く。
barbecue、barbeque、BAR-B-Qとも書くらしい。
アメリカでは肉類をドラム缶的な専用の大きな容器で焼き上げる。薫製にちかいものもある。BBQ協会なるものがいくつもあり、高度な調理技術を競う各種大会が行われるほど。アメリカのHPを見ると日本ではお目にかかれない器具がいっぱい。昔はバファローもBBQでたくさん食べたんでしょうね・・・。
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灰
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はい
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木炭などに含まれる無機物が燃焼後に残ったもの。燃えずに、空気を通し、変わることなく、断熱性が高く、炭を燃やすと勝手に増えて、炭火を長時間維持したり消火することもできる。また、掛け具合により火加減を調節できる。陶器の釉薬や野菜のあく抜きにも使える魔術師のような優れ物です。
☆灰の種類について誰か教えて!
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灰占 ※
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はいうらない
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埋火(うずみび)や火桶などの灰をかいて吉凶を占うこと。また、その占い。
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灰かき
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はいかき
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火鉢の灰をならす道具(灰ならし)。かまどやストーブの炭などを掻き出す道具。火事の焼け跡の灰を片づけること、片づける人。
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灰神楽
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はいかぐら
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囲炉裏や火鉢の炭火に、鉄瓶や鍋から吹きこぼれた湯がかかった時におこる小さな水蒸気爆発。ブワーッ!と音とともに一気に湯気と灰が立ち上る。灰神楽が立つと部屋中に灰が舞う。
神楽は一瞬にして現れ消えることから、火の神様の出現(怒り?)を例えてのことか?と想像できます。
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灰ならし
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はいならし
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火鉢の灰の表面を整える金属製の小さなへら(スコップ)のようなもの。
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白炭
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はくたん
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しろずみのこと。「しろずみ」「はくたん」どちらとも読む。
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爆跳
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ばくちょう
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木炭の着火時に木炭に含まれるガスや水分が加熱により膨張して逃げ場を失い、木炭が勢いよく爆ぜる(はぜる)こと。外国産の備長炭など炭化純度が低く、木炭ガスを多く含むものは爆跳しやすい。
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箱火鉢
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はこひばち
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木製で箱形に作った火鉢。内側の灰が入る部分は銅製。
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走る
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はしる
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木炭が爆ぜること。爆跳(ばくちょう)すること。業界用語。
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発火
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はっか
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物質が燃えだすこと。
火種がない状態で物質が加熱分解されて火が着くこと。(注:引火とは違います。)
鉄砲に実弾を入れずに火薬だけを詰めて撃つこと。
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発火点
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はっかてん
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火炎やスパークなど火種がない状態で物質が加熱分解されて火が着く最低温度。
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鳩徳利
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はとどくり
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鳩(はと)がうずくまったような形状の陶器の徳利。酒燗器。囲炉裏や火鉢の灰に埋めて酒を暖めた。
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馬目
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ばめ
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紀州備長炭の原木、馬目樫(姥目樫、ウバメガシ)のこと。業界用語。
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半丸
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はんまる
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紀州備長炭のうち、ウバメガシを原木とする木炭の種目の一つ。半丸と丸物に大別される。太い原木を縦方向に1/2か1/4に割って製炭したもの。丸物には不要な割るという労力を要する木炭。
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ひ
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火
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ひ
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長時間の観賞に堪えうる不思議なもの。
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火相 ※
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ひあい
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火のぐあい。火のもと。
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火足・火脚
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ひあし
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火の移る速度
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火遊び
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ひあそび
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子供→火をおもちゃにして遊ぶこと。
大人→その場限りの情事。
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火炙
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ひあぶり
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火であぶること。
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火天
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ひあま
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炉の上に天井からつるした棚。火棚。天皿(あまざら)。火高。
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火網
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ひあみ
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七輪やコンロなどの燃焼器の木炭の受け台として、空気道を確保するための金網。
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火活・火埋 ※
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ひいけ
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炭火を、消えないように灰の中に埋めておくこと。埋火(うずみび)をすること。また、そのもの。とね。
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火弄 ※
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ひいじり
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火をもてあそぶこと。子どもが火をいたずらすること。火あそび。
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BBQ
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びーびーきゅー
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BARBECUEの略語。BAR-B-Qとも書く。
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火色
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ひいろ
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火、炎の色。
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火打石・燧石 ※
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ひうちいし
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火打金と打ち合わせて、火を打ち出すのに用いる石。多くは白色で青みを帯びた石英を用いた。
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火打替 ※
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ひうちかえ
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大晦日に、炉の火種を新しくすること。
死や出産の忌みなどのとき、その穢(けが)れを祓うため、炉の火を新しくすること。
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火打金・燧金・燧鉄 ※
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ひうちがね
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火打石と打ち合わせて、火を出すのに用いる鉄片。火打鎌。
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火打鎌 ※
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ひうちがま
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(古くは、鎌の破片などを用いたところから)火打金のこと。主に、関東地方で用いた語。
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火打道具・燧道具 ※
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ひうちどうぐ
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火打石、火打金、火口(ほくち)など、火打ちに用いる道具。
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火打箱・燧箱
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ひうちばこ
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火打道具を入れる箱。
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火打袋・燧袋 ※
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ひうちぶくろ
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火打道具を入れて携帯する小さな袋。軍陣や旅行などに携行した。
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火移 ※
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ひうつり
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火が燃え移ること。
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火映・灯映 ※
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ひうつり
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灯火の光が物に映ずること。火影が物にうつること。
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火起し(熾し)
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ひおこし
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炭や薪などを着火させること。起こすは「熾す」とも書く。
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火起し器
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ひおこしき
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一般的には柄のついた小さな鍋のような容器で底が格子の鋳物で、中に木炭を入れてガス火にかけて着火させる。最近ではアウトドア用の円筒形のもので新聞紙などで着火させるタイプもある。
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火桶
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ひおけ
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木製の丸い火鉢。
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火掻き棒
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ひかきぼう
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ストーブやかまどの炭などを掻き出す道具。
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火影 ※
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ひかげ
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火のひかり。あかし。ほかげ。
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火口
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ひぐち
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ほぐちのこと。
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火消し壺
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ひけしつぼ
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消し壺のこと。
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火格子
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ひごうし
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七輪やコンロなどの燃焼器の木炭の受け台として、空気道を確保するための金属製の格子。火網。
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火皿
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ひざら
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七輪やコンロなどの燃焼器の木炭の受け皿として、空気道を確保する穴のあいた皿。金属製、鋳物、陶器製がある。
さな。ロストルともいうことがある。
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火焼・火焚・火炬 ※
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ひたき
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火をたくこと。火をたく所。囲炉裏。
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火だこ
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ひだこ
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炭火などにあたりすぎて、皮膚にできる暗紅色のまだら。
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火棚
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ひだな
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囲炉裏などの炉の上に天井からつるした棚。薪を置いておくと乾燥して燃えやすくなる。炭を焼く窯の上部にも付けられ、乾燥薪をつくる。
灯明を置く棚。
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火種
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ひだね
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次に火をつけるときまで消さずに残しておく火。
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火種コンロ
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ひだねこんろ
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火起しコンロとも言う。
木炭を着火させ、炭火をキープしておくための専用のコンロ。主に業務用として炭火焼肉店・焼き鳥店の店裏などで使われる。
来店客があるとこの火種コンロから炭火を取り出し、余った炭火を戻す。炭火を無駄に燃やすことなくキープできる。
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火付き
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ひつき
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火のつき具合。火もちがよく大きな炭ほど火は付きにくい。
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火造 ※
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ひづくり
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鉄などを加熱して可塑性を持たせ、圧力を加えて所要の形に仕上げること。また、その作業。鍛造。
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火造機械 ※
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ひづくり‐きかい
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鍛冶(たんや)用の機械。
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ひで
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ひで
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松の木の根、幹の脂の多い部分を細かく割ったもの。火を点じて灯火とするもの。
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ひでばち
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ひでばち
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主に松の木の根、幹の脂の多い部分を細かく割ったヒデを燃やす灯火器。
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火床
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ひどこ
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ストーブや風呂のかまで薪などを燃やす「さな:金属の格子」のこと。
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火取り
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ひどり
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火を入れて他に移す道具。
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火取る
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ひどる
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食べ物を火であぶること。雅語的表現。
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火の車
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ひのくるま
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炭火などで遊んでいる場合でない経済状態のこと。
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火の気
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ひのけ
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火の暖かみがあること。気配があること。
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火の粉
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ひのこ
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粉のように飛び散る細かい火。
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火のし
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ひのし
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金属製の器具で中に炭火を入れて布地のしわを伸ばしたり、折り目をつけるもの。炭火のアイロン。
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火の手
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ひのて
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(火事の)火の勢い。状態。火の手があがる→火事になること。
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火の番
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ひのばん
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火災の予防。火災の発見のための見張り。
(炭焼きの口火の)火力調整をすること。
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火の見櫓
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ひのみやぐら
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速く消火するために火災を発見し、方向や距離を見極めるための櫓。塔。
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火の元
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ひのもと
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火災の原因になったもの。☆七輪や火鉢が火の元にならないよう祈ります!
火のある場所
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火の用心 ※
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ひのようじん
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火元を注意すること。火災を起こさないように気をつけること。また、夜番が呼び歩いた語。
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火箱 ※
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ひばこ
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炉の底にする箱。行火(あんか)。足あぶり。
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火ばさみ
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ひばさみ
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炭火などを掴む金物。トング。
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火箸
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ひばし
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炭火をはさむための金属製の箸。火鉢に用いることが多い。
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火鉢
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ひばち
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炭火を用いて暖をとる器。七輪など焜炉との決定的な違いは「灰という魔術師」を使うことと、うちわで扇ぐと大変なことになること。餅も焼ける。
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火鉢酒 ※
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ひばちざけ
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火鉢を囲んで酒を飲むこと。
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火花
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ひばな
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石や金属が激しくぶつかった時に出る火の光。放電するときに電極からでる火の光。スパーク。
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火場焼き
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ひばやき
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漁師やあまさんが暖をとるための焚き火(火場)で海の幸などを焼くこと。
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火櫃 ※
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ひびつ
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炭火を入れる木製の角火鉢。
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火袋 ※
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ひぶくろ
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灯籠(とうろう)などの火をともすところ。また、灯火などが消えないように囲う覆い。
暖炉(だんろ)の薪炭をたくところ。
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火干・火乾
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ひぼし
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火にあぶってかわかすこと。また、そのもの。
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火持・火保 ※
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ひもち
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一度つけた火が消えないでいること。また、その程度。「火もちの良い炭」
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火元
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ひもと
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火を使用している場所。火事をだした家、場所。
事件や騒動の元。
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火休 ※
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ひやすめ
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囲炉裏(いろり)の火種を翌朝まで消えないように保存すること。とね。
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日向備長炭
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ひゅうがびんちょうたん
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原木をアラカシとする九州(宮崎)の白炭。
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ひょっとこ
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ひょっとこ
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灰の入った火鉢で練炭(円筒形)を使う時に敷く、素焼きの灰皿形状の丸い台。通風器。
練炭をそのまま燃焼させると、やたらと燃え広がり短時間しか燃焼しないが、灰に埋めると長時間燃焼する。しかし、灰が空気を遮断してしまうと火力が弱くなりすぎるため、このひょっとこを用いて空気を通し火力調整を行う。
練炭を灰に埋める際、ひょっとこの上に練炭をのせて底に空間を作る。空気を送り込むためのパイプ状の空気穴が斜め上に伸びており、灰から潜望鏡のように突出させて使う。この空気穴のフタで空気量を調節し、火力をコントロールする。空気穴がひょっとこの口のように見えるためこの名が付いた。
火鉢で練炭を使わなくなったので、絶滅してしまった器具である。益子焼き「株式会社やまに大塚」さんのホームページ(やまに大塚の歴史)に、昔製造されていたひょっとこの写真がある。
3.11震災により、蔵にあった練炭火鉢を復活させる動きがあり、このひょっとこを探し求める人もいるのですが、残念ながら入手は困難。どこかの蔵に眠っている品くらいしかありません。
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瓶台
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びんだい
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囲炉裏や火鉢の灰の上に置き、鉄瓶や鍋の台として使う。瓶台は囲炉裏本舗店主による命名。ワタシとは異なる。
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備長炭
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びんちょうたん
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備長炭の定義は、炭化温度が800〜1200度で、窯外消火したもの。原木はウバメガシまたはカシとし、硬度が15度以上のもの。外国製のものでも備長炭というので、購入時に誤解のなきようご注意を。
紀州田辺(現在の和歌山県田辺市)の炭問屋、備中屋長左衛門が普及させたのでその名の一部をとって備長という。
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ふ
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鞴
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ふいご
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火を起こすために手や足で動かして風を送る器具。吹子とも書く。
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風鈴堂
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ふうりんどう
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七輪などを販売している会社。
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へ
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竈 ※
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へっつい
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(「へつい」の変化)かまど。
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ほ
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火串
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ほぐし
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篝火(かがりび)などの灯火を固定させるための串。
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火口
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ほぐち
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かまどや焜炉の火をつける口。ひぐちとも。
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火窪
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ほくぼ
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炉。鍛冶の炉。
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炎
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ほのお
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炎が立つ炭は焼きむらができ、料理には向かない。硫黄などを多く含み炭化純度の低い炭は炎が立ちやすい。
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火瓮
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ほべ
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火を焚いている瓮(かめ)。
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ほりこ
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ほりこ
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竹火、竹あかり。よく枯らした竹を鎌の刃にあけた穴に通し、火を点けて照明としたもの。
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