切り出し七輪の5大力
切り出し七輪は、1200万年ほど前に植物性プランクトンが堆積してできた珪藻土の塊を
削って、そのまま陶器と同様に窯で焼き上げた七輪です。
長年維持されてきた、珪藻土の構成組織を破壊せずそのまま焼き上げるため、
内部は空孔が多く空気をいっぱい含み、なおかつ組織が頑丈なので、
七輪自体も頑丈なものとなります。
また、珪藻土は加熱することにより赤外線を大量に放出する特性をもっており、
七輪独特の炭火焼きの美味さを生み出しています。
★★能登半島の珪藻土から、1200万年前に生きた絶滅ひれあし類アロデスムスが発見!★★
ーー珠洲市のホームページです。
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切り出し七輪(お卓の七輪)の断面
肉厚で断熱性に優れ、頑丈、しかも軽量です。
珪藻土は七輪をはじめ、
粉砕して住居の壁面材料などにも使用されています。
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1200万年もの年月により生まれた珪藻土の組織を破壊せずに焼き上げていますので
頑丈な七輪です。
衝撃さえあたえなければ長年に渡り使用できます。

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七輪の断面です。
1200万年もの年月でできた珪藻土の組織が、頑丈さの秘密。

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1200度以上の高温にさらしても
ひび割れが少ないです。
(通常の炭火は800度から
1000度程度)
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お外で七輪(実験用)
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この切り出し七輪は1240度もの灰も溶けるほどの高温にさらし、
10回以上も繰り返して、
水中に漬ける〜乾燥〜炭火使用の実験を行った切り出し七輪です。
まだまだ現役です。
七輪上部の真鍮玉は、あまりの高温で溶けて流れてしまっています。
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お外で七輪(実験用)
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水に強い七輪です
七輪の珪藻土は水に弱いことは確かですが、
切り出し七輪は、一般的な練り物七輪に比べると
驚くほど水に強いのです。
水に浸けても崩れません。
※ご注意:七輪の耐力が衰えますので、
できるだけ水がかからないようにしてください。
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一般的な練り物の七輪。
雨水がかかるだけでボロボロと崩れてしまいます。
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切り出し七輪は、1200万年もの年月でできた組織を破壊せず製造しているので
空孔がいっぱい。大量の空気を含み断熱性が抜群です。
七輪の内側は1000度を超える高温でも、外側は火傷をするほどの高温にはなりません。

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切り出し七輪の内側は1000度を超える高温でも、
外側は軍手をすれば触れます。
※金物が熱くなりますので、
素手ではさわらないようにしてください。
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つまり、保温力が抜群!で、熱エネルギーが逃げませんから、
木炭は少量で、驚くほど長時間燃焼!します。
また、すぐに炭火の火力がアップするのも魅力です!
この断熱性能は、ご使用いただければ即実感!していただけます。
七輪の熱エネルギーは四方に逃げず、必要な上部に集中してあたります。
切り出し七輪の珪藻土の内部に大量の空気を含んでいるので、当然のことながら軽いです。

左側は右と同じ七輪の断面です
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左の写真と同じ七輪
(お卓の七輪、
ふた無し)で、
2.8kgほどと軽量
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5cm角の珪藻土で
わずか約80gの軽さ。
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遠赤外線・近赤外線は七輪本体からも大量に放射されます。
切り出し七輪が食材を美味しく焼き上げる秘密はここにもあるのです。
珪藻土は加熱すると強力な遠・近赤外線を放出し、
炭火自身の赤外線と混ざって増幅するのです。
ですから強力な赤外線で食材を美味しく焼き上げることができるのです。
※詳細はこちら

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切り出し七輪の珪藻土(セラミック)は
加熱すると赤外線を発する特性があります。
炭火を取り去っても七輪が放つ遠赤外線で手が熱くなります。
切り出し七輪には焼肉ができそうなほどの赤外線が残っています。
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だから、こんなに美味しいそうに焼けるんです。
★七輪の合言葉
「表面パリッ! 中はジューシー!」
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塩をかけるだけで美味しい!!
七輪炭火の美味しさに驚かれるでしょう。

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切り出し七輪は、金型(押し型)が使えないため大量生産には向きません。
土の塊を一つずつ削って作るしかないのです。
そのため、大部分の工程が手作業となります。
ですから、味があります。温かみがあります。

これは3年間使用した「お外で七輪」。
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使うほどに愛着がでてくるものです。

何年も末永く、ご愛用いただきたいのです。
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