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しちりんは、方言や形態によって、様々な呼称があります。
七輪 しちりん
円形の「しちりん」が普及したこと、
円形の「しちりん」の補強として巻かれた金物が「輪」であることから
本来「七厘」と書いたものを「七輪」と書くことが一般的になったと推測できます。
※七輪も七厘も同じものです。
七厘 しちりん
わずか七厘という少量の木炭で、十分な火力を得ることができることから、
七厘と書くと思われます。
かんてき
関西弁で「しちりん」のこと。 詳細は「かんてき」を。
焜炉 こんろ
「しちりん」を含めた様々な燃焼器のこと。
練炭コンロ、ガスコンロ、石油コンロ、など
木炭焜炉 もくたんこんろ
「しちりん」を含めた様々な木炭燃焼器のこと。
鉄製のBBQコンロ、陶器製の水コンロ、三河コンロなど
大名焜炉 だいみょうこんろ
旅館などの卓上で使用される小さな七輪。
最も多く普及しているのは、切り出しの四角いタイプで、
表面に昔風の文字をあしらった紙が貼られているもの。
豪華な食卓に飾られることから、関連業者によってつけられた名だと思われます。
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