七輪使用時の要注意事項

七輪を安全に使うために、絶対に気をつけていただきたい事項です。

◆その場を離れない!
 あたりまえですが、七輪には火があります。
 何かが飛んできて引火したり、想像以上に加熱していたり、子供が触ったり、
 ペットが転倒させたり、思いがけない状況が起こることを前提に使用してください。
 そのためには、まず、その場を離れないことです。安全のため厳守してください。

◆一酸化炭素中毒は人命にかかわります。

木炭や木材、紙などさまざまな物質を燃焼させると一酸化炭素が発生します。
一酸化炭素は無臭で見えない有毒ガスで、換気を行わないと人命にかかわります。
火災時の死亡事故の大きな原因が、この一酸化炭素中毒なのです。

木炭などの燃焼中は、必ず定期的な換気が必要です。
特に密閉度の高い小さな部屋で酸素欠乏が起こりやすく
危険です。

換気が必要です!

換気は、普通に窓を開ける、換気扇を回すなど普通の方法でかまいません。
ガス給湯器や石油ストーブを使用の時と同様に定期的に換気すればよいのです。

 ▼就寝前、外出時に確認を
 炭火は必ず完全に消えていることを確認してください。
 火消し壷や七輪のフタをしても数時間は燃焼している可能性があり、
 一酸化炭素が発生しています。
 火災予防の面からも必ず、消火、冷却を確認してください。

 ▼テント内、車中への持込厳禁
 最も危険なのはキャンプ場でテント内や車中に七輪を持ち込み、
 入り口を閉じてしまうことで、これは自殺行為となります。

 ★一酸化炭素中毒の詳細はこちら★

◆火皿の下で燃焼させない
 火皿の下で木炭を燃焼させると、七輪の底が大変高温になり、
 七輪の台やテーブルを焦がしてしまいます。
 特に黒炭は細かく砕けて、火皿の穴から下へ落ちて燃焼しますのでご注意ください。
 七輪は断熱性が高いので、短時間では加熱しません。
 2時間、3時間・・・と時間が経つと加熱してきます。

火皿の下で燃焼させない1

火皿の下で燃焼させない2

火皿の下で燃焼させない3

この部分(火皿の下)で木炭を燃焼させると、
七輪の底が大変高温になります。

 

 ▼加熱を確かめて!
 使用中はテーブルの過熱具合を確かめながらご使用ください。
 特に長時間使用時にご注意!

 
七輪本舗TOPへ