一酸化炭素(CO)は、色も臭いもない有毒ガスなので、
部屋中に充満していても気づきにくいものです。
一酸化炭素中毒の詳細はこちら
もちろん換気さえすれば何の問題もないのですが、うっかり・・・もあるかもしれません。
そのため、機密性の高い室内で炭火を使う場合は、一酸化炭素警報器の設置をおすすめします。
もちろん、ガスの不完全燃焼や石油ストーブから発生する一酸化炭素にも警報を鳴らします。
建物火災による死因の1位は、火傷ではなく、一酸化炭素中毒なのです。
そのため、一酸化炭素警報器の設置は火災時にも大変有効なのです。
ただ、日本で販売されている火災警報器の多くは「煙」と「熱」を感知するもので、
一酸化炭素には反応しないものが多く、もちろん警報は鳴りません。
この一酸化炭素警報器は、煙の発生にも反応しますので、
炭火をご使用の家庭にはぜひおすすめしたい品です。
◆こういうご家庭に
本機は住宅用火災警報器ですので、あらゆる家庭で有効ですが、特に・・・
○木炭・薪・練炭・豆炭を使う(囲炉裏・火鉢・七輪・練炭コンロ・薪ストーブなど)
○ガスを使う(給湯器・コンロ・ストーブなど)
○灯油を使う(ストーブなど)
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◆製造メーカーについて
業界トップクラスの新コスモス電機株式会社の製品です。
大阪ガスの「ぴこぴこ」など都市ガス会社が設置する多くの一酸化炭素警報器(ガス警報器)も
同社の製品ですので、安心してご使用ください。
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◆一酸化炭素(CO) と 煙 を感知
不完全燃焼(一酸化炭素)も火災もこの1台で検知します。
住宅火災の4割をこの警報器のような一酸化炭素(CO)検知機能付きの火災警報器が発見しています。
※この一酸化炭素警報器は熱を検知しません。
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◆電池式でコンセント不要です
リチウム電池内蔵タイプのため、電源不要。停電時も作動するので安心です。
また、電池寿命は5年以上のため、通常は電池交換不要です。
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◆使用期限5年を保証
この警報器の使用期限は5年間で、取付時より5年間はメーカー保証がございます。
警報器には必ず使用期限があり、期限を越えて使用するとその性能を発揮できないことがあります。
長年の煙やホコリ、油汚れなどで検知性能が低下するのです。
※5年を経過すると交換期限が切れたことを音声でお知らせ♪します。
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◆自動試験機能付き
この一酸化炭素警報器は、電池切れや故障の際に自動検知してお知らせする機能があります。
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◆取り付け場所について
炭火を使う部屋に取り付けてください。
また、火災警報器として居室・台所・寝室・階段・廊下などに取り付けてください。
天井または壁面の高い位置(天井から20〜30cm下)に取り付けてください。
※排気口・換気扇や空調機などの近くは避けてください。
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◆一酸化炭素はどこに溜まる?
一酸化炭素は空気とほぼ同じ重さですので、
部屋中にまんべんなく滞留します。
ただ、発生場所に熱源があるので
まずは上に向かうと考えられます。
また、煙は上に溜まりますので、
煙も感知するこの警報器はなるべく高いところに
取り付けてください。
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■木部への取り付け
付属の木ネジ2本で取り付けてください
■石膏ボードへの取り付け
付属のピン6本で取り付けてください。
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取り付け用ネジ・ピンが
付属しています。
取り付けは簡単です。
警報停止(点検スイッチ)が
押しにくい高い位置で、
壁面取り付けの場合に限り、
ヒモを付けてください。
※天井取り付けの場合、
落下の原因となりますので、
ヒモはつけないでください。
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◆音と光で警報 流れるようにランプが点灯
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光警報
赤ランプ 火災警報(煙探知)
黄ランプ CO警報
3つのランプが順番にスライド点灯します。
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◆音警報の種類
◆一酸化炭素を検知したら
黄色ランプ点灯
音声「ウーウーピッポッピッポッ 空気が汚れて危険です 窓を開けて換気してください」
◆煙を検知したら
赤色ランプ点灯
音声「ウーウーカンカンカン 火事です 火事です」
■電池が切れたら
音声「ピッ 電池切れです 販売店に連絡してください」
※電池の寿命は5年を超えますので、一般的な使用では電池が切れません。
■故障した時
「ピッピッピッ 故障です 販売店に連絡してください」
■交換期限が切れた時
5年以上を経過し、交換期限が切れた時も音声でお知らせします。
■点検スイッチを押した時
正常時の音声→「ピッ 正常です ピー」
交換期限超過時の音声→「交換期限を過ぎています 販売店に連絡してください」
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★ご注意!★ 事前にお知りおきください!
警報器は機械です。故障もあり得ますので取り扱い説明書に従い、
定期的に点検を行ってください。
この警報器は炭火での焼肉・焼魚などで発生する煙や煙草の煙なども
高濃度になると感知して警報を鳴らすことがあります。
また、人体に影響のない少量の一酸化炭素の発生時にも警報を鳴らすことがあります。
過剰な反応、すぐに鳴り過ぎ!と思われることもあるかもしれませんが、
反応が遅れては警報器の意味がありませんから、
その都度、換気するなどの対応をお願いします。
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★店主も使っています。

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冬季は毎日作業場の七輪で湯を沸かしていますので、
やはり安心です。
20畳ほどの部屋に七輪ひとつですが、
締め切ってしまうと1〜2時間で警報が鳴ることがあります。
備長炭では長時間鳴らなくても、
未着火の黒炭を入れると短時間で鳴ることもあり、
木炭の種類や着火状態で一酸化炭素の発生量が違うようです。
すぐに鳴りすぎ!と思わず、警報器を鳴らしてしまわないよう
常に換気を心がけてください。
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部屋の高い位置に取り付けます。
※一酸化炭素は空気と一緒に対流しますが、
この警報器は煙にも反応するので、
煙のたまりやすい上の方に取り付けるのがベスト。
(脚立などで点検スイッチが押せるようご配慮を)
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