七輪の火力調整

七輪での火力調整の方法をご紹介します。

 

1. 炭火の量
 火力に最も大きく影響するのが、炭火の量です。
 量を減らすことは短時間でできますが、増やすには時間がかかりますので、
 炭火は多めが理想的です。


炭火の量

火消し壷へ炭火を移動


火消し壷や他の七輪などに
移動させることで、調整します。

 

2. 炭火と食材の距離
 距離を変えることで、最も敏速で簡単に調整できる方法です。


高さ調整台

金串で調整

 七輪の上に高さ調整台などを
 のせて炭火と食材の距離を
 変えます。

 金串を手に持って調整することも。

 

3. 送風
 団扇や送風機で風を送ることで調整します。
 木炭は酸素の与え方で大きく火力が変ります。
 火力UPは比較的短時間ですが、火力を落とすには時間がかかります。


上部からの送風

送風機で

 七輪上部から風を送ると
 灰が吹き飛んで一気に火力が
 上がります。
 団扇の場合は風口を扇いでも
 あまり効果はありません。

 送風機で風口から送風します。
 あまり続けると炭火の温度が1200度近くにもなり、
 七輪がぼろぼろになりますので、注意してください。

 

4. 空気口の開閉
 これは炭火の熱が上昇することで起こる自然送風で、
 時間がかかりますが意外に効果のある方法です。
 七輪に備わった素晴らしい機能ですので、使わない手はありません。
 ※七輪本舗の七輪は全て、空気口が開閉できます。


空気口で調整


空気口の開閉で150〜200度ほども温度が変化します。

詳細は、空気口の効果をご覧ください。 

 

5. 水で冷却
 これは焼き鳥屋さんなどでよく見かける方法で、脂が燃えて炎が立った時に、
 少量の水で炭火を冷却して、炎を鎮めるためにとても有効です。
 手を濡らして炭火に水をかけたり、霧吹きで水をかけます。
 ※もちろん火力UPは不可能です。蒸気で火力が上がるのは一瞬です。 


霧吹き

 

6. 熱を遮断
 あまり使われることはありませんが、
 薄い鉄板や石膏の付いた焼き網で熱を遮断する方法です。
 一時的ならアルミホイルで遮断することもできます。
 せっかくの炭火の赤外線も遮断してしまいますが、簡単な方法です。 


熱を遮断


七輪本舗TOPへ