七輪を使い終わったら珪藻土七輪のお手入れ方法★

 

■七輪のお手入れの前に、まず炭火の消火!

炭火が残っているなら、火消し壷などで消火し、
残った炭を再使用しましょう。
炭火の消し方 詳細はこちら
消火は早めに!
珪藻土七輪は蓄熱性があり、冷却にはけっこう時間がかかります。
特にフタ付きの七輪でフタをして消火する場合、冷却に数時間かかります。
※キャンプ場などで使っている時は、早めに七輪を冷却させないと、
 熱くて車に積めないこともあります。
 まず、炭火を消火してから、帰り支度を!

 

■灰、炭粉の掃除
七輪を冷却させた後、内部に残った灰や炭を掃除します。

逆さにして灰を落とす。

空気口から灰を出す。

七輪を逆さにして、灰を落とします。
火皿のはずれないタイプは、空気口から灰を落とします。

 
■油汚れの掃除
大した汚れでなければ、お手入れせずそのまま放置していても大丈夫です。
基本的に七輪はメンテナンスフリーです。
昔の人は、毎日使っていましたが、ほとんど何もしないのが普通でした。
ただ、汚れがひどいと、保管時に臭気があったり、
使用時に前の食材の臭いが残っていたりします。

雑巾で拭く 割り箸で削り取る。

アルミホイルで保護して使う。

濡れた雑巾で油汚れをふき取ります。
こびりついた汚れは、割り箸で削り落とします。

汚れないように
アルミホイルで保護してから
使うのも良い方法です。


!洗わないで!
七輪は水に弱いので洗うことはできません。
切り出し七輪は、練りものの七輪と比べるとかなり水に強いですが、
吸水〜加熱を繰り返すと極端に寿命が縮まります。
濡れた雑巾で拭く程度はまったく問題ありません。
 
 
■空気口の手入れ-------開閉できなくなる前に!
七輪でもっとも故障の多い部分です。
空気口の金具に灰が詰まって、開閉できなくなるのです。
七輪を横倒しにして、カチャカチャと開閉を繰り返したり、
コツコツと金具を叩いて、詰まった灰を取り除きます。
使用後に毎回行うと、戸が動かなくなることがありません。
放置していると確実に開閉できなくなります。

金具をたたく。

金具をかちゃかちゃする。

七輪を倒し、ボールペンなどでコツコツと金具をたたいたり、
扉をカチャカチャと何回も上下させると灰を取り除けます。


灰等の詰まりやすいところ


灰等の特に詰まりやすいところ

写真の▼の溝に灰や炭粉が
詰まると開閉できなくなります。

特に下側▼の溝に詰まります。


開閉できなくなった時のメンテナンスは、
切り出し七輪の補修とメンテナンス(炭火道)へ


古い七輪の空気口


古い七輪の空気口の開閉


大切に使うと、長持ちします。

この七輪は760回使用。
空気口は
まったく問題なしです。

 
 
■保管
雨のかからない風通しのよい場所に数日置いて保管してください。
長期保管する場合は、よく乾燥させてから段ボール箱にいれて保管してください。

木炭の保管方法はこちら
 
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