「これ食べた〜い」は、なによりも炭火好きで食いしん坊の私が、
どうせなら写真でも撮って皆さんに紹介しよう、
皆さんから情報を集めよう、ということでスタートしました。

これから七輪料理を始めようという初心者の方々でもわかりやすい
七輪料理講座としてやっていこうと思います。
といっても私自身勉強しながらのご紹介ですから大したことはない・・・です。
気分次第のスローペースですが、
延々に続ける特集として炭火料理をご紹介していきます。
ちょっとだけ「通」になってください。

そして七輪料理を楽しんでいる皆様、是非メールください。
どんな情報でも大歓迎です。

「カマ」は、エラの下（尻尾側）の骨のあたりのことで、
1尾のマグロから左右2対のカマがとれます。
そして、カマの上側には中トロ、下側には100ｇ2,500円もするような
超高級なカマトロや大トロがくっついていたところなんです。

　

なぜ「カマ」は安くて美味？

マグロ屋さんは高値で取引できるトロを
できるだけカマに残さないようにカットするんですが、
どうしてもカマの周囲や骨に包まれた内側には身が残ってしまうのです。
この部分はまさに脂たっぷりの上質な肉質で、大変美味！
しかも刺身用として売れないので、安価！
このお得な部分を炭火で焼いて食べよう！
カマが巨大なため肉もたっぷり、しかも刺身では売れないので格安！

200kgほどの本マグロ（クロマグロ）1尾分の
片側のカマです。
肉の無い部分やうろこでケガをしないように
周囲を切り落として、それでも大きすぎるので、
半分にカットしてもらいました。

直径32cmの大きな七輪（DO-7rin）が小さく見えます。

巨大な「カマ」

とにかく数百キロという巨体のマグロですから、カマも巨大。
そして巨大なカマには身がたっぷり。
身と脂でおおよそ2/3くらいあると思います。

これで約1kg、なんと500円！（魚丸さんの価格）
牛肉ですか？って感じです。
※1kgもあると焼くのが大変すぎるので、魚丸さんのカマは
　実際にはもっと小さくカットされています。

　

「本マグロ」か「インドマグロ」のカマが美味

日本で流通しているマグロの種類は、5種類。
本マグロ（クロマグロ）、インドマグロ（ミナミマグロ）、
キハダマグロ、メバチマグロ、ビンチョウマグロ、の5種類で
天然もの、蓄養・養殖、冷凍・生などさまざま。
※カジキマグロは含みません。
その中でも特に高級美味なのは、「本マグロ」。
そして本マグロと甲乙つけがたいほど美味な「インドマグロ」。
ですからカマもこの2種類が脂たっぷりで美味だそうです。
他のマグロは魚体も小さく、あまり脂もないようです。

中〜弱火にして、高さを調整して遠火でじっくり焼きます。
とにかく肉厚ですから、中まで火を通すためにじっくり焼きます。

塩をふり、皮側から焼きます。
脂が落ちて炎が上がります。

皮側は食べませんから、こげるまで焼きます。

炎もダイナミック！！おいしそうになってきました。

焼きながら食べましょう。

中まで完全に火を通すのは難しいので、
ある程度焼けたら食べましょう。

さらに塩をふって、再度焼きます。

外側の身を食べたら、
骨の内側の身をかき出して焼きます。

内側にもたっぷり身があります。

撮影を忘れて、だいぶ食べてしまった！

この特集は、大阪黒門市場のマグロ専門オンラインショップ「魚丸」さんのご協力を得て制作しています。カマの単品購入も可能ですが、マグロのお刺身を買われることがありましたら、ぜひカマも同時購入してください。

マグロのことなら 「魚丸」専務の丸山さんに 何でもご相談ください。 マグロ好き必見の充実サイトです。

マグロ専門オンラインショップ「魚丸」