「これ食べた〜い」は、なによりも炭火好きで食いしん坊の私が、
どうせなら写真でも撮って皆さんに紹介しよう、
皆さんから情報を集めよう、ということでスタートしました。
これから七輪料理を始めようという初心者の方々でもわかりやすい
七輪料理講座としてやっていこうと思います。
といっても私自身勉強しながらのご紹介ですから大したことはない・・・です。
気分次第のスローペースですが、
延々に続ける特集として炭火料理をご紹介していきます。
ちょっとだけ「通」になってください。
そして七輪料理を楽しんでいる皆様、是非メールください。
どんな情報でも大歓迎です。
|
こんなに香り高く美味しいコーヒーが
自分で焙煎できるなんて!!!
挽きたてのコーヒーを飲んだら病みつきになること間違い無し。
香り、味わい、共に違いがわかりすぎるのです。
しかも簡単!
と言っても奥は深いので抜け出せなくならぬようご注意を!
ここにご紹介する焙煎方法はまだまだ極まっておりません(^^;)が
それでもかなり美味しいコーヒーをお楽しみいただけると思います。
コーヒー豆の種類や好みの味の出し方によって、焙煎方法が変わりますので、
あくまでも初歩的な焙煎方法の目安としてください。
★七輪焙煎は遠近赤外線の効果で芯まで素早く焙煎できるので、
浅煎りでも苦味が出にくいという特徴があります。
|

|
煎り器にコーヒー豆を入れます。
煎り器の大きさによって豆の量が決まります。
豆が重ならずに平面的に並ぶ程度が適量です。
この煎り器で約100g、
コーヒー1人分の豆量を12g程度として8杯分、
一度に淹れると10杯分くらいになります。
|
生豆の選定
生豆は品種によりびっくりするほどの違いがあります。
生豆は転がりのよい丸っぽく、粒ぞろいで、色ムラのないものが煎りやすいようです。
おすすめの生豆
★練習用におすすめ → ブラジル・サントス
|
●クリスタルマウンテン
|
●キューバETL
|
●ドミニカ・エンペラードール
|
●ドミニカ・ハイランドクイーン
|
●ハイチ
|
●エクアドル・ルビーマウンテン
|
●ブラジル・カゲボシ
|
●ブラジル・アマレロブルボン
|
モカも良い味が出ると思いますが、エチオピア産・イエメン産は
生豆のバラつきがひどいので、
上手に焙煎するにはかなりの経験が必要です。
|
|

|
これはブラジルサントスの生豆です。
焙煎しやすくおすすめです。
|

|
炭火は火力を長時間安定させるため、
十分に灰が被り、落ち着いた状態になってから使用します。
なるべく多くの木炭を使用して遠火で煎るのが理想的です。
|
さて、煎る前にちょっとした心構えが必要です。
コーヒー豆は煎りムラができると台無しですから、落ち着いて、集中して、
煎り器を30分ほど振りつづける覚悟をしてください。
といってもそんなに疲れる作業ではありません。
楽しんでやればすぐに出来上がります。
但し、トイレには行けませんよ・・・・・。
|
|

|
5分ほど豆を暖めます。
冷えた豆を急激に加熱すると
豆の表面のみ焼けてしまいますので、
遠火の弱火で振りながら5分ほど豆を暖めます。
5分間は豆を触ってもやけどしない程度の温度で止めます。
急速加熱は禁物です。
|

|
不良豆を取り除く。(ハンドピック)
他の豆の色に比べて、白っぽいもの、逆に黒っぽいもの、
割れているものなどを取り除きます。
豆の種類によって、取り除く数量には
かなり差があるようです。
焙煎による煎りムラもありますので、
焙煎終了まで常にハンドピックを行ってください。
※ハンドピック時に豆が冷めないように注意してください。
※熱くて取り除けなかった豆は、
焙煎終了後に冷やしてから取り除いてください。
|

上へ

下へ
|
ひたすら振り続けます。(20〜30分ほど)
ここからは七輪の上に煎り器のどちらかがかかるようにして
ゆっくりと振りつづけます。
豆の平らな面が片焼けしやすいので
豆が回転するように振ります。
急速焙煎を避けてあくまでもじっくりと焙煎します。
豆の色がわかりやすいように、
時々ふたを開けたまま煎りましょう。
※豆が七輪の中に落ちると燃えて煙がでますので、
ご注意ください。
|

|
豆皮を取り除きます。
煎り初めから10分程度焙煎が進むと、
豆の皮がむけてきます。
七輪から外してフタを開けてフッ!と息で皮を飛ばします。
皮を燃やすと煙がでますので
七輪に入らないように飛ばしてください。
皮が無くなるまで何度もくりかえします。
|

ブラジルサントス
|
煎り初めから15分程経過。
だいぶ色が変わってきました。

これはグァテマラ。
随分黄色い豆です。
|

|
焙煎終了のタイミングを色で計ります。
20分ほど焙煎すると、
若干ですが豆の表面に脂が浮き出し光沢がでてきます。
焙煎終了のタイミングは判断が難しいので、
当初はいつも飲んでいるコーヒー豆の色を想像して
おおよその色になれば終了してください。
終了のタイミングはあくまでも色で判断します。
七輪での焙煎は遠近赤外線による効果が大きいので、
浅煎りでも苦味がでにくいため、
若干薄い色でやめる方が無難です。
|
|
豆を冷やします。
余熱で焙煎が進みますので
豆がかさならないようにして冷やします。
冷やしてから最後にもう一度不良豆をハンドピックして
完成です。
理想的には2〜3日保存して豆内部のガスが抜けてから、
飲む直前に挽いて飲むのがよいそうです。
飲む直前までは挽かずに豆のままで密閉容器に入れて
冷蔵庫で保存してください。
豆は冷やしておくと長期保管できます。
|

|
豆は挽きたてに限ります。
飲む直前に挽いてください。
|

|
新鮮な豆は湯でふっくらと膨らみます。
挽いてから時間のたった豆は
このような状態にはなりません。
|
抽出時間はコーヒー成分の「量」を決定し、
湯の温度は成分の「質」を主に決定するとのことです。
(百珈苑さんのHPより)
沸騰直後の湯は使わず、90〜95度くらいまで冷やしてからドリップしてください。
|
vol.1 秋刀魚 を見る
vol.2 烏賊の干物 を見る
vol.3 蛤 を見る
vol.4 鮎 を見る
vol.5 鰹のたたき を見る
vol.6 自分で作る干物 を見る 七輪本舗TOPへ
|